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見付天神裸祭の主な祭事

浜垢離 心身の潔斎
  浜垢離は、祭りに参加する氏子の心身を清めるための行事で、遠州灘の福田海岸にて、御大祭の3日前に行われる。

松原の神事
海原の神事
浜垢離
お礼参り

松原の神事
 神職、神社役員、先供、輿番が参加し、しめ縄が張られた松原の所定の場所において行われる神事。大原・大杉家献上の命の魚(みょうのうお)(鯔)を神前に献じ、祝詞が奏上される。正式には松原放生会と言い、最後にこの魚を近くの池に放魚する。

海原の神事
 松原の神事が終わると、浜辺に移動する。まず、海に面して大榊、鉾を立て、神事が行われる。先供、輿番は、ここで、配られた小祓いで全身を祓い、その小祓いは砂浜に突き立てる。

浜垢離
 神事が終わると、宮司を先頭に神職、先供、輿番の順に、波打ち際より海に飛び込み禊をする。この時、先供は海中より小石12個(十二支を象徴)と砂、海水を桶に汲み取り持ち帰る。  輿番の禊が済むと、いよいよ、海岸で待機していた各町の人々が、勇ましく練りながら海中に駆け込む。この後午後2時ごろまで、各町入れ替わり浜垢離が続けられる。海より上がった人々は各町毎に分かれて松原や浜辺に陣取り、宴が始まる。

腰蓑作りとお礼参り
 浜垢離から帰ると、各町では腰蓑作りが始まる。そして、夕方、日も暮れかかった頃、町毎に分かれて矢奈比売神社へお礼参りが行われる。

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